2013年05月04日

運営委員会行政視察報告書             齊 藤 善 悦 視察日程 平成25年 1月16日(水) 視 察 先 三重県四日市市 調査項目 (1)議会改革への取り組み状況について ア、通年議会について イ、議会報告会について ウ、予算・決算常任委員会について

運営委員会行政視察報告
                        
齊 藤 善 悦

視察日程 平成25年 1月16日(水)
視 察 先 三重県四日市市
調査項目 (1)議会改革への取り組み状況について
ア、通年議会について
イ、議会報告会について
ウ、予算・決算常任委員会について

所 感

(1)議会改革への取り組み状況について

ア、通年議会について
 四日市市は205平方キロ、人口31万3千人であることから、本市の約4.5分
の1の面積に本市とほぼ同じ市民が生活している三重県最大の港湾工業都市であり、
議会基本条例を制定して平成23年5月から通年議会を導入している。5月に開会
議会を開催し翌年の4月までとし、定例月議会を6月、9月、11月及び2月に開
くこととしており、本市議会の定例会と日程は変わらない。臨時議会に代わる緊急
議会を市長又は議員からの請求により、議長が運営委員会に諮り7日以内に議会を
開くものとしている。一旦議会を開けばその後は議長の権限で速やかに本会議を開
くことができ、災害等の突発的な事件や緊急性のある行政課題等に対応ができ、ま
たこれまで執行部が専決処分を行っていた議決事件を緊急に議会を開いて審議でき
るとしているが、実際には年度末の地方税法改正に伴う税条例の改正を行う緊急議
会を開いて審議しているのみである。本市の例とすれば昨年の田中真紀子文部科学
大臣による公立美術大学の不認可問題に対する抗議の決議をする議会などが考えら
れるが、四日市市でも類似の緊急議会が検討されたことはあるものの開催方法や
議員の日程、連絡方法などの問題で実現していないとのことである。
一方、常任委員会の活動が積極的に行われ、休会中の所管事務調査が熱心に行
われているとのことであるが、本市議会で取り組んでいる議会活性化検討委員会の
所管部会の座長としては、この視察の結果報告を運営委員長からしていただ
いた上で議論をし、第2検討会の方向性を見いだすこととしたい。

イ、議会報告会について
 
 四日市市議会は議会基本条例の制定に伴い、定例月議会の後に毎回、常任
委員会ごとに会場を分け、第一部を議会報告会として各定例月議会の報告を行い、
第2部をシティミーティング(意見交換会)として決められたテーマについて市民
との意見交換会を実施している。四日市市議会だよりでは各会場において市民との
活発な意見交換が行われている報告が載せられているが、市内24地区を丁寧に回
れるよう会場を変えて開催しているものの、多い所で60人、少ない所では10人
と参加者が少なく、その効果に疑問を感じる。所管する第1検討会の議論に待つし
かないが、秋田県内でもにかほ市で実施されているので、その実態も検証す
る必要があるのではないかと考える。

ウ、予算・決算常任委員会について
 本市議会でも第2検討会において予算・決算常任委員会を設置する方向で議論が
されているが、四日市市議会では両委員会とも常任委員会の所管ごとの4分科
会を設置して審査を行い、@付帯決議を付すべきものA修正すべきものB複数の分
科会に係る事項等については全大会で審査しており、正副分科会長は常任委員会の
正副委員長が兼ねている。予算常任委員会全体会議の前に分科会における審査経過
分科会から全大会へ送られることになった案件の論点等について確認する正副委員
長及び各分科会長で構成する調整会議が行われている。また、全大会において追加
提案があった事項を取り扱うかどうかや審査方法等運営全般について協議する、正
副委員長と各会派及び団体(3人未満)から一人ずつ選出された理事にオブザーバ
ーとして各分科会長を加えたメンバーで構成する理事会がある。
予算議案の審査日程がこれまでより長くなることが考えられることから、設置には
審査のあり方や調整する必要がある事項について十分な検討が必要である。
posted by zenetsu at 19:44| 日記